小国日本が大国アメリカに勝てると勘違いしたのはなぜか?

 

「日本人は集団主義的、アメリカ人は個人主義的」というように、本質的な対立として「文化差」を描き出しがちである。

しかし、心理学における数々の実証的な研究は、人間の行動が状況によって大きく左右される(すなわち、人間は状況に適応的な行動をとる)ことを示している。

比較文化研究の実証データを分析すると、通常、文化の影響は予想外に小さいことがわかる。

人類の生物学的な共通性は非常に大きく、文化差は表層の差異にすぎないことが多いのである。

  にもかかわらず、文化差は「白と黒」のような極端な違いとして描き出され、それはしばしば政治的に利用される。

相手の集団を「異質」な存在として認識すると、敵対感情を煽り、敵対行動をとることが容易になるからである。

アメリカで「日本人 = 集団主義」説がさかんに唱えられたのも、太平洋戦争と日米貿易摩擦の只中のことであった。

[参考]高野陽太郎(単著)

『「集団主義」という錯覚 ― 日本人論の思い違いとその由来』

つまり、日本人は集団主義的であるというのは、政治家による「プロパガンダ」を繰り返すことで洗脳されたことが原因であるということです。かつて、ナチス・ドイツの宣伝大臣であったヨーゼフ・ゲッベルスの有名なセリフ(ヒトラー説など諸説有り)で「嘘も百回言えば真実となる」という言葉があります。これは、例え嘘であっても繰り返し言い続ける事により、誰もが真実と感じるようになるという意味です。

 

嘘の内容の規模が大きければ大きい程効果があるとされ、プロパガンダ(特定の思想、世論、意識、行動へ誘導する宣伝行為)の天才と称されたゲッベルスの大衆操作の手段として有効に使われていました。間違った情報や大げさな情報でも、何度も聞いたりテレビなどで報道されているうちに本当だと考える効果を【真理の錯誤効果】と言います。

 

これはメタ分析(色々な分析結果を分析する)による結論です。

 

日本人は集団主義であるというアイデンティティを植え付けられてきたとも言えます。

 

日本は勝っていると初めは言っていて、負けが見え始めてからも、勝て勝てると言い続けていたから、国民も勝てると思い始めて信じてしまったのでしょうね。

 

日本の国土を焼き払われ、2発の原爆を落とされて民間人を狙った無差別攻撃は戦争犯罪でもあるに拘わらず、敗戦国だからなのか何も言えず、今もアメリカの汚染食物とか武器兵器を売りつけられています。

野党より自民党の方がまだましというのが本当であるなら、なぜ日本は30年間ものあいだ経済的発展もできず、人口も減り続ける唯一の先進国になってしまったのでしょうか?

 

憲法の政教分離を自民党が守っていないことが色々と発覚。

安部元首相の実弟の選挙を統一教会のボランティアが手伝ってもらったと発表。「『週刊新潮』は、岸氏が1984年に当時の米大統領ロナルド・レーガンに親書を送ったことを報じています。その内容は、米国で脱税の罪で実刑判決を受けていた統一教会の教祖・文鮮明氏を釈放するよう願うものだったそうです。

 

 実際、多くの証言から岸氏は文氏と非常に親しかったことがわかっています。特に、文氏が1968年に設立した反共産主義の政治団体『国際勝共連合』は、岸氏の協力で設立されたと指摘されています」(社会部記者)

 

 近いのは政治的な距離だけではない。岸氏は、物理的にも統一教会と “近い” ことがわかっている。

 

「『報道1930』(BS-TBS)は、1969年の地図を元に、岸氏の自宅があった東京都渋谷区南平台の隣に『全国高校連合原理研究会』が所在することを報じています。

 

色々と深いつながりが3代にわたりあったことがバレてしまいました。

これもみんな、安部元首相が教団もとい、凶弾に倒れることによって白日の下にさらされ犯人の目的は果たされつつあります。

無敵の人の勝利は近いのかもしれません。

岸信介元首相から始まった3代にわたる、憲法違反が無敵の人によって公にされた事はとても興味深い事です。あれだけ、見え透いた嘘にうそを塗り重ねて、黒塗りだらけの公開請求文書によっても明らかにできなかった人物の闇が無敵の人の一撃で明らかになりつつあるのですから。命をもってして、民主主義政治を取り戻したのだとしたら、これもまた、興味深い事です。

 

こんな自民党なのに選挙で毎回勝つのは、プロパガンダが功を効しているからなのでしょうか?それとも国民は常に誤るからなのでしょうか?

「大衆は、常に間違っている」

これは、アール・ナイチンゲール(自己啓発の超大御所)の言葉です。

私も良くこの言葉を引用します。