野村総合研究所は「人工知能やロボット等による代替可能性が低い100種の職業」も公開、こちらもリストの順番と代替可能性確率は関係ありません。

~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~

アートディレクター
アウトドアインストラクター
アナウンサー
アロマセラピスト
犬訓練士
医療ソーシャルワーカー
インテリアコーディネーター
インテリアデザイナー
映画カメラマン
映画監督
エコノミスト
音楽教室講師
学芸員
学校カウンセラー
観光バスガイド
教育カウンセラー
クラシック演奏家
グラフィックデザイナー
ケアマネージャー
経営コンサルタント
芸能マネージャー
ゲームクリエーター
外科医
言語聴覚士
工業デザイナー
広告ディレクター
国際協力専門家
コピーライター
作業療法士
作詞家
作曲家
雑誌編集者
産業カウンセラー
産婦人科医
歯科医師
児童厚生員
シナリオライター
社会学研究者
社会教育主事
社会福祉施設介護職員
社会福祉施設指導員
獣医師
柔道整復師
ジュエリーデザイナー
小学校教員
商業カメラマン
小児科医
商品開発部員
助産師
心理学研究者
人類学者
スタイリスト
スポーツインストラクター
スポーツライター
声楽家
精神科医
ソムリエ
大学・短期大学教員
中学校教員
中小企業診断士
ツアーコンダクター
ディスクジョッキー
ディスプレイデザイナー
デスク
テレビカメラマン
テレビタレント
図書編集者
内科医
日本語教師
ネイル・アーティスト
バーテンダー
俳優
はり師・きゅう師
美容師
評論家
ファッションデザイナー
フードコーディネーター
舞台演出家
舞台美術家
フラワーデザイナー
フリーライター
プロデューサー
ペンション経営者
保育士
放送記者
放送ディレクター
報道カメラマン
法務教官
マーケティング・リサーチャー
マンガ家
ミュージシャン
メイクアップアーティスト
盲・ろう・養護学校教員
幼稚園教員
理学療法士
料理研究家
旅行会社カウンター係
レコードプロデューサー
レストラン支配人
録音エンジニア

野村総合研究所によると、「芸術、歴史学・考古学、哲学・神学など抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業」や
「他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業」は、
人工知能やロボットで置き換えるのが難しい職業になるとのこと。

20年後にあなたの職業が存在している可能性

人工知能 (AI), ディープラーニング、ロボティックス、自動化などのテクノロジーが今後速いスピードで発達して行く中で
アメリカの調査期間が既存の職業の20年後における生存率を割り出した調査データがある。

その結果による職業と20年後のに機械に奪われる可能性に関する調査結果を幾つか紹介する。

現在の職業が20年後に機械に奪われる可能性:

プログラマー: 48.1%
ソフトウェアエンジニア: 4.2%
家政婦: 68.8%
ウェイター/ウェイトレス: 93.7%
バーテン: 76.8%
調理師: 96.3%
シェフ: 10.1%
経理: 97.6%
経理部長: 6.9%

これをみてもわかる通り、その仕事内容によって20年後もその職業が存在するかどうかが大きく異なる。

例えば、機械化率96.3%の調理師と93.7%のウェイターが示すのは、20年後の世の中の多くのレストランが全自動になっていると言う事である。

その一方で、メニューを考案したり、調理方法を決めるシェフは自動化される可能性が低い。

同じく単純作業が仕事の経理の仕事は97.6%の確率で機械に奪われると予想されているのに対し、
経理部長という人とのコミュニケーションを必要とされるマネージャー職を機械が行える可能性は7%も無い。

これは、人間だからこそ出来るタイプの仕事だからであろう。

ユーザーの立場に立って設計や仕様決めを行うソフトウェアエンジニアの仕事はほぼ機械に奪われる可能性が無い (4.2%)に対して,ある程度単純作業となるプログラマーの仕事は50%弱の可能性で今後自動化が進む。

自動化に関するテクノロジーが進む事で無くなる仕事があると同時に、新しい仕事も生み出されると予測される。

マッキンゼーの調査によると、新たに創出される仕事の7割は「人間的な仕事」が占めている。

直感的な意思決定、創造的な成果、芸術的なデザイン、顧客や取引先との複雑な交渉。企業にとって多くの価値創造は人間にしかできない仕事によって現在も
そして、将来にわたっても変わらずに支えられている。