『ファーストペンギン!』は、シングルマザーの主人公が、引越し先で経営難の漁師たちと新たなビジネスを起こして奮闘する物語。原作である坪内知佳さんの著書『ファーストペンギン シングルマザーと漁師たちが挑んだ船団丸の奇跡』(講談社)も10月に出版され、話題を呼んでいます。

坪内さんが始めた新たなビジネスとは何かというと、漁師自らがとれたての魚を箱に詰めて飲食店や消費者に直接送る「粋粋BOX」というもの。この取り組みによって、以前は1箱1000円にもならなかった魚が、今では1箱1万円以上もするようにまでなりました。

一見簡単そうに見える「粋粋BOX」。しかし実際は、水産業界特有の通例や慣習、さらに漁師の特質といった点がネックとなり、多くの苦労や工夫の末、現在に至っています。

ドラマ『ファーストペンギン!』は実話だった
1箱1000円にも満たなかった魚が1万円以上になるまで

https://diamond.jp/articles/-/311435

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